棟方志功は、日本人の板画家です。 20世紀の美術を代表する世界的巨匠の一人。
川上澄生の版画「初夏の風」を見た感激から、版画家になることを決意。 1942年(昭和17年)以降は、版画を「板画」と称して、木版の特徴を生かした作品を一貫して作り続けた。また、棟方の肉筆画作品は「倭画」と呼ばれ、国内だけでなく、国外でも板画と同様に評価されている。
買取の作品は、棟方美人図のひとつ「弘仁の柵」
棟方志功は多くの大首の美人図を手掛けており、どの作品も大変人気がありますが、「弘仁の柵」は特に人気があり、評価も高い作品です。
棟方の版画は和紙の裏から⾊付けする裏手彩の技法で彩色され、同じ版画でも彩色がひとつひとつ異なります。この「弘仁の柵」は棟方には珍しい淡い色彩でまとめられた作品となっています。
高額査定になる作品の特徴
高額査定となる日本画の特徴は以下の通りです。
- 作品の真贋
棟方の作品は本物であれば高い評価が期待できます - 図柄
版画の中でも、大首といわれる女性の顔のアップに手彩色を施した美人図は特に人気があり、その他にも「二菩薩釈迦十大弟子」などの力の入ったサイズの大きな作品も高い評価となります。また倭絵と呼ばれる肉筆の作品や書作品があります。
これらの特徴を持つ作品は作品価値が高く、査定額も高値になる傾向があります。
版画を積極的に査定買取。 棟方志功の売却・査定はぜひお問い合わせください。