「藤田 嗣治」作品の買取は
絵画買取 古美術永澤にお任せください
古美術永澤では、藤田 嗣治の作品を高く評価し買取しております。
もし 藤田 嗣治の作品がお手元にございましたらぜひご相談ください。
藤田 嗣治について
藤田 嗣治(ふじた つぐはる、1886年(明治19年) – 1968年(昭和43年))は、日本・東京に生まれた日本人洋画家・彫刻家。
27歳の時にフランスに渡り、20世紀初頭のパリ芸術黄金時代において日本人画家として唯一活躍した前衛画家である。
フランスに帰化し、レオナール・フジタと呼ばれた。
藤田といえば「乳白色の肌」をもつ「裸婦」作品に代表される。
モチーフを繊細な線描でくっきりと縁取る手法には、日本画の面相筆と墨を用いた。
非常に独創的なスタイルで描く女性や猫の絵は絶賛され大きな名声を得た。
女性、猫のほかに、少女、自画像、宗教画の作品でも人気が高い。
【生い立ち】
東京市牛込区新小川町(現在の東京都新宿区)に生まれる。
父・嗣章は陸軍1等軍医であった。嗣治はその次男で、4人姉弟の末子であった。
幼くして母が他界し、長姉きくの許にあずけられた。
【フランスへ渡る】
美術学校を卒業すると、和田栄作に従って帝国劇場の壁画や背景制作を手伝う。
その年の6月18日、横浜から出帆し単身渡仏する。
パリのモンパルナスに住み、「絵画の自由」に衝撃を受ける。この頃エコール・ド・パリの中心はモンパルナスであった。
ピカソやモディリアニなど、パリ派の画家と交遊を重ね、立体派や未来派、超現実主義の作風もこころみた。
1917年シェロン画廊で初の個展を開催。ピカソの友人である批評家アンドレ・サルモンが目録に序文を書いている。
【5人の女性(ミューズ)】
フジタは1920年代のはじめから急速にパリ画壇の流行児となった。
その人気の一つが乳白色の肌をもつ裸婦像である。
モデルとなったのは、藤田の5人の妻たちであった。
3番目の妻は抜けるような白い肌をしていたことから、愛称を「ユキ」と名付けた。
藤田芸術の代名詞となった陶器のような肌は、ユキとの出会いが大きく影響している。
盛期をともにすごしたユキは、1929年に描いた「自画像」にも描かれ、ダブルポートレートとなっている。
代表作のひとつ、油彩画「カフェにて」は4人目の妻マドレーヌである。
それぞれの女性によって作品の傾向も変化しており、インスピレーションの源といえる。
彼女らはまさしく美の女神であったのだ。
【フジタと猫】
藤田のといえば「猫」の絵を思い浮かべる方も多いだろう。
藤田が猫を飼うきっかけになったのはある夜のことであった。
帰り道ふと足にからみつく猫を連れ帰り、2匹、3匹と増えていった。
藤田は「猫はおしとやかな反面、猛々しい表情をみせる」と語り、猫の内面と姿態の表現に面白みを感じていた。
猫を友とし、時にはサインのかわりに猫を書いていたほどに、藤田は猫を愛していた。
略歴
1886年 11月27日 東京都に⽣まれる
1910年 東京美術学校(現在の東京藝術⼤学)⻄洋画科を卒業
1913年 フランスに渡り、パリのモンパルナスに住む
1919年 サロン・ドートンヌに出品した油彩の6作品すべてが⼊選
1923年 サロン・デ・チュイルリーの会員となる
1929年 ユキを伴って17年ぶりに帰国する
1931年 ブラジル、アルゼンチンなどへ旅にでる
1933年 ⽇本に帰国
1938年 日中戦争の従軍画家として戦争画を描く
1955年 フランス国籍を取得
1957年 フランス政府からレジオン・ドヌール勲章(オフィシエ)を授章
1959年 カトリックの洗礼を受け、レオナール・ツグハル・フジタ(Léonard Tsugouharu Foujita)の洗礼名が与えられる
1968年 1月29日 スイス チューリヒにて逝去
- 藤田 嗣治の代表的な作品
- 「ジュイ布のある裸婦」
- 「五人の裸婦」
- 「舞踏会の前」
- 「自画像」
- 「カフェにて」
- 「聖母子」
- 「争闘(猫)」
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古美術永澤より 〜
藤田 嗣治の買取について
藤田嗣治は、女性、少女、猫の絵をよく描き、いずれも大変人気が高いモチーフです。
絵のなかの女性は「乳白色の肌」をもち、エキゾチックな面持ちでとても魅力的です。
油彩画はもちろん、水彩画、デッサン、素描、ポスター、リトグラフなどの版画も評価が高く、査定・買取しています。
藤田嗣治の絵画は本物であれば高額買取が期待できます。
贋作が多いため、鑑定書を取得されている場合はかならず一緒にお見せください。
状態などを拝見して相場をお伝えした上、できる限りの高額で買い取りさせていただきます。